20170226

北海道統合医療研究会の平成 28 年度第 4 回勉強会(通算 35 回目)を 2017 年 2 月 26 日(日)札幌市立大学にて 19 名の参加者を迎えて開催しました。通算といいますのは、平成 22 年に発足した日本統合医療学会看護部会北海道地区研究会の勉強会を重ねるうちに、多職種会員が統合医療を学習する会へと変化し、平成 28 年度に改称した経緯があるためです。

今年度は「統合医療についての理解や概念の共有」といったテーマで勉強会を進めてきました。そして今回は「チーム医療としての統合医療への理解を深める」というテーマのもと、ハマナス音楽&看護療法研究会との合同開催で、帯広の後藤カイロプラクティックオフィス院長 後藤雅博先生に『チーム医療としてのカイロプラクティック~実際と評価』について、ご講演いただきました。

後藤先生は、カイロプラクティックの創始者 D.D. パーマーが設立した米国アイオワ州パーマー・カイロプラクティック大学でドクター・オブ・カイロプラクティックを取得され、リオデジャネイロオリンピック選手村の総合クリニックでのチーム医療を経験されています。ご講演は、カイロプラクティックの歴史、原理原則、評価方法やテクニックなどの概論から、ご自身の統合医療との出会いや、世界や日本で経験されたチーム医療の現状、今後の課題についての見解に至るまで専門性の高い多岐にわたる内容でした。参加者は札幌近郊のみならず、帯広、釧路、旭川と道内各地から集った看護師、保健師、アロマセラピスト、ヨーガ療法士、フラワーレメディやシュノーミングや絵画の講師、運動を統合医療に活用していきたいと志向している会社員の方など多 職種の方でしたが、わかりやすい解説や親しみやすいエピソードを交えたご講演に会場からは時折笑いが起こり、一言も聞き漏らすまいと食い入る参加者の姿勢から、充実した空気が伝わることと思います。

アロマセラピストの佐藤直美さんは「統合医療の研究会に参加するようになってから他職種の先生のお話を聴ける機会が増えて、幅広い知識が身に付きました。各専門分野の先生のお話を沢山聴ける貴重な場に感謝しております。」とおっしゃっていました。

多職種が集い、生の経験と知識を持ち合い深め合える勉強会は稀有です。統合医療に関心ある皆様のご参加を、心からお待ちしています。

文責:北海道統合医療研究会副会長 吉武ゆり