第21回学術大会HP・FB用

第21回日本統合医療学会北海道支部学術大会を、11月8日(日)に開催いたします。

当日のプログラムが決まりました。

▶ 日程:2020年11月8日(日)13:30~

【プログラム】
 13:00~13:30 受付

 13:30~      開会挨拶

 13:35~14:35 一般演題・その他の活動報告
             座長:医療法人社団洞仁会洞爺温泉病院 循環器内科 會田 誠

 1. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染予防からのオンラインを利用した「笑いヨガ」の開催
                                ラフターヨガインターナショナル日本支部 櫻井 英代
 2.黄帝内経の健康理念と処方による皮角と舌下腫瘍治癒の一例
                                陶氏診療院 院長・医学博士 陶 恵栄
 3.スポーツウエルネス吹矢の紹介及び厚真支部の活動
                                厚真町シルバー人材センター 臼澤 賢一
 4. 身近にできる SDGs、これからの食と農の在り方のスタンダード
                                嬉楽株式会社/Organic Kitchen Chikyu 代表 石田 香織

 14:35~16:05 招待講演 『SDGs✖まちづくり統合医療』
                                ワークショップ デザイン describe with 代表 高橋 優介
 16:05~16:15 休憩

 16:15~17:15 支部長講演 これからの統合医療の進む道~北海道支部の挑戦~
                                 響きの杜クリニック 院長 西谷 雅史
 17:15~17:20  閉会挨拶

《支部長講演より》
これからの統合医療の進む道~北海道支部の挑戦~
統合医療には、「医療モデル」と「社会モデル」があります。「医療モデル」は、主として病院や診療所での患者を中心に多職種連携チームによる疾病の治療が目的で、「社会モデル」は、日常生活を中心とした地域住民の疾病予防や健康増進が目的です。現在の医療過疎化の中で、住み慣れた地域で自分らしい生き方を全うするためには、この二つのモデルが互いに補完し合いながら機能することが必要です。
統合医療学会北海道支部は2019年より5カ年の活動方針を立て 医療従事者とセラピストがともに統合医療を学ぶ勉強会を開催し、ひとりの患者を医療者とセラピストがそれぞれの立場から支えるための統合医療相談窓口をホームページ上に開設してきました。そして今回、いよいよ「地域に根ざした統合医療ネットワークの構築(2021年度活動方針)」にむけて、石狩丘陵にある旧聚富小中学校を購入を目指し、統合医療を中心とした地域コミュニティーを作る試みに取り組んでいます。そして責任ある運営主体として一般社団法人北海道統合医療協会を設立しました。新型コロナによる混乱で閉塞感あふれる現代において、統合医療の原点である互助に基づくコミュニティー作りは、これからの社会のひとつの姿として明るい希望をもたらしてくれるものであり、とてもやりがいのあるものです。皆さんの協力をいただきながら、コミュニティーを大きく育てていきたいと思います。(響きの杜クリニック 院長 西谷雅史)

詳細な内容やお申込方法については、学術大会のページにてご確認ください。